「ソフトバンク、7月から月500円値上げ」
このニュースは僕にとって最後のひと押しでした。実はもっと前から、不満は積もっていたんです。
月6,000〜7,000円払っている42歳会社員。でも、調べていくうちに気づきました。「今すぐ乗り換える」は、実は10万円損する選択肢かもしれないと。
同時に、見つけたんです。「回線だけ乗り換えて、iPhone契約は維持する」という最強戦略を。
今日は、その判断に至った全プロセスを書きます。同じ「メリハリ無制限+iPhone新トクするサポート+」契約の方には、特に読んでほしいです。
僕がソフトバンクから乗り換えを決めた3つの理由
正直、値上げだけが理由ではありませんでした。前から不満があったところに、値上げが「決断のスイッチ」を押した感じです。
📉 僕の3つの不満
① よく行く場所で電波が悪い
通勤途中や、よく使う場所で電波が弱いことが多い。「最大手だから安心」と思っていたのに、肝心なときに繋がらない。
② 混雑時の通信品質が、他キャリアより悪く感じる
お昼休みや夕方の混雑時間、明らかに遅くなる。他キャリアの妻のスマホと比べても、同等以上に影響を受けている印象。
③ 料金が高い・7月から値上げ
月6,000〜7,000円。これが2026年7月から税込7,238円になる予定。
📘 ソフトバンク 2026年7月料金改定(一次情報確認済)
- 改定日:2026年7月1日
- メリハリ無制限(改定後):税込7,238円/月
- 値上げ幅:プランによって+110〜+550円
出典:ソフトバンク公式(softbank.jp/mobile/price_plan/renewal-2026/)
価格.comで調べた候補3社|僕が決めた選定基準
まず、価格.comで「50GBで安いプラン」を検索しました。出てきたのが楽天モバイル・日本通信SIM・mineoの3社です。
そこから、僕の事情に合わせて選定基準を3つ設定しました。
✅ 僕の選定基準
- ① 50GBから無制限(毎月50GB近く使うため)
- ② 月額4,000円以下(家計改善が目的)
- ③ ソフトバンクまたはau以外(auは実家で電波が悪いため除外)
この基準で言うと、mineoはau回線が主体なので、本来は除外候補でした。ただ「マイそくプレミアム」はdocomo回線も選べるので一応比較対象として残しました。
50GBで使うなら?候補3社の徹底比較
📊 50GB相当・3社比較表
| 項目 | 日本通信SIM | 楽天モバイル | mineo |
|---|---|---|---|
| プラン | 合理的50GB | 最強プラン(無制限) | マイそくプレミアム |
| 月額(税込) | 2,178円 | 3,278円 | 2,200円 |
| データ容量 | 50GB | 無制限 | 無制限(最大5Mbps) |
| 通話 | 月70分無料 | Rakuten Linkで無料 | オプション |
| 通信制限の注意 | 50GB超過時のみ | なし | 平日12時台は最大32kbps |
出典:各社公式(nihontsushin.com / mobile.rakuten.co.jp / mineo.jp)
この比較から、僕は日本通信SIMの合理的50GBプランを選びました。理由はシンプルです。
- mineo:au回線が主体なのと、平日12時台に最大32kbpsの通信制限。お昼休みにスマホ使えないのは厳しい
- 楽天モバイル:無制限で魅力的だが、月3,278円。50GBで足りる僕には過剰
- 日本通信SIM:docomo回線・50GB・2,178円・通信制限なし。ちょうどいい
「自分の使い方に合うのはどれか」で判断するのが大事。安さだけで選ぶと、お昼休みに後悔します。
ソフトバンクの解約引き留めに、うんざりした話
乗り換え先が決まったので、次はMNP(電話番号引き継ぎ)の手続き。これがまたひと苦労でした。
まず、My SoftBankでMNPをやろうとしたら、「電話窓口でないとできません」とのこと。マイページで完結しないんですね。
仕方なく5533に電話。MNPをしたい旨を伝えると、引き留めが始まりました。
📞 引き留めトークの実例
- 「乗り換え理由を教えてください」(料金・電波と回答)
- 「乗り換え先はどちらをご検討ですか?」
- 「乗り換え先の料金はいくらですか?」
- 「お客様のプラン、メリハリ無制限が一番お得なんです」
- 「電波が悪いとのことですが、ホームアンテナを設置されたらいかがでしょう?」
でも、ここで「じゃあその値段で続けます」と言ってしまうのは、ソフトバンクの思うつぼ。
僕が使ったセリフはこれ。
「要望と異なるので、結構です。MNPを依頼しても、15日間考えて変更しないかもしれません。でも、取り急ぎMNPの手続きをお願いします」
MNP予約番号は発行から15日間有効。だから「予約だけ取っても、使わないかも」と伝えれば、引き留め側も粘れません。これでようやくMNP予約番号を発行してもらえました。
でも、僕のiPhone契約をよく見たら…
MNP予約番号を取ったところで、ふと気になりました。「iPhoneの分割払い、どうなるんだろう?」
確認してみたら、これがすごい構造でした。
📱 僕のiPhone 17契約(新トクするサポート+)の分割構造
| 期間 | 月額 | 12ヶ月合計 |
|---|---|---|
| 1〜12回目(1年目) | 月1円 | 12円 |
| 13〜24回目(2年目) | 月4,439円 | 53,268円 |
| 25〜48回目(3〜4年目) | 月4,440円 | 106,560円 |
| 本体価格合計 | 159,840円 |
これ、よく見ると怖い構造です。
「1年目は月1円。2年目から月4,439円。25ヶ月目に返却すれば、3年目以降の106,560円が免除される」
つまり、ソフトバンクは僕を「顧客」ではなく「iPhone 17の2年レンタルユーザー」として扱っていたんです。
僕の契約・確定タイムライン
新トクするサポート+には、返却タイミングで選べる2つのオプションがあります。僕の契約書面に、それぞれの利用開始日が明記されていました。
📅 僕のiPhone 17・確定タイムライン
| 時点 | 何が起きるか |
|---|---|
| 2025年10月 | 契約開始(月1円スタート) |
| 2026年5月(現在・5ヶ月目) | 1年目・月1円継続中 |
| 2026年10月1日(13ヶ月目) | 1年繰上オプション開始日 返却すれば特典利用料22,000円・最大36回分免除 (2年目の月4,439円も発生開始) |
| 2027年10月1日(25ヶ月目) | 特典B受付開始日 返却すれば特典利用料22,000円・最大24回分免除 |
| 2029年10月末(48ヶ月目) | 分割払い終了予定(返却しなかった場合) |
※特典利用料22,000円は他社へ移行する場合のみ。ソフトバンクで新機種に買い替えれば「買替え応援割」で0円になります。
「13ヶ月目に1年繰上オプションを使えば早く返却できるじゃん」と思いますよね。でも、よく試算するとこうなります。
📊 1年繰上 vs 25ヶ月目通常返却の比較
| オプション | 特典利用料 | 免除される額 | 実質浮く額 |
|---|---|---|---|
| 1年繰上(13ヶ月目) | 22,000円 | 53,268円(2年目分) | 31,268円 |
| 特典B(25ヶ月目) | 22,000円 | 106,560円(3〜4年目分) | 84,560円 |
どちらも特典利用料は同じ22,000円。だったら、免除される額が大きい25ヶ月目まで待ったほうが得(差は約53,000円)。これが僕の結論です。
3つの戦略を試算してみた
このiPhone契約を踏まえて、Excelで試算しました。現在5ヶ月目から、25ヶ月目までの「あと20ヶ月」を比較します。
⚠️ 3つの戦略・コスト比較(20ヶ月+特典利用料)
| 項目 | A案:今乗り換え +残債一括精算 | C案:ソフトバンク継続 | D案:回線だけ乗り換え +25ヶ月目に返却 |
|---|---|---|---|
| 20ヶ月の通信料 | 日本通信2,178×20= 43,560円 | SB7,200×20= 144,000円 | 日本通信2,178×20= 43,560円 |
| 20ヶ月のiPhone代 | 0円(一括精算済み) | 53,275円 ※13ヶ月目から月4,439円 | 53,275円 ※13ヶ月目から月4,439円 |
| 残債の一括精算 | 159,835円 | 0円 | 0円 |
| 25ヶ月目の特典利用料 | 0円 ※一括精算でプログラム終了 | 22,000円 ※他社移行する場合 | 22,000円 |
| 合計コスト | 203,395円 | 219,275円 | 118,835円 |
結果は明らかでした。D案がダントツで安い。
- D案 vs C案(ソフトバンク継続):差額約10万円
- D案 vs A案(今乗り換え+一括精算):差額約8.5万円
※ ちなみにC案でも、25ヶ月目にソフトバンクで新機種に買い替える場合は「買替え応援割」で特典利用料が0円になります。ただし、それは「2年レンタルループ」に戻ること。長期的には、また同じ罠に入る選択です。
でも、ここで疑問が湧きました。「D案って、本当にできるの?ソフトバンクを解約した時点で、iPhone契約も解約されるんじゃないの?」
衝撃の事実|「新トクするサポート+は、回線解約後も継続される」
ソフトバンクの公式ページを読み込んだら、こう書いてありました。
「ソフトバンク携帯電話の契約をのりかえ(MNP転出/番号移行)もしくは解約された場合も、新トクするサポート+/新トクするサポート/トクするサポート+は継続となります。」
出典:ソフトバンク公式「のりかえ/解約に関するご注意事項」
つまり、こういうことです。
- ソフトバンク回線を解約してMNPで他社に移っても、iPhone残債契約とプログラムは継続
- 25ヶ月目以降に返却すれば、残債106,560円分(特典B対象の24回分)が免除される
- つまり「回線だけ乗り換え、iPhone契約は維持」が可能
このルートを知らないと、「乗り換えたら残債が乗る」と思い込んで機会を逃します。これがソフトバンクの「2段構えの罠」です。
⚠️ ソフトバンクの2段構えの罠
- 第1の罠:25ヶ月で返却しないと、25ヶ月目以降の月4,440円×24=106,560円が乗ってくる
- 第2の罠:25ヶ月で返却するにしても「ソフトバンクで新機種に買い替え」なら特典利用料0円。他社移行だと22,000円必要
- 「囲い込みの構造」を知らずに使うと、永遠にソフトバンクから抜け出せない
僕の最強戦略|D案:回線だけ乗り換え、iPhone契約は維持
この事実を知って、僕は新しい戦略にたどり着きました。
✅ D案:ハイブリッド戦略
- 今すぐ:ソフトバンク回線をMNPで日本通信SIMに乗り換え
- iPhoneの月1円割賦契約は、ソフトバンクと継続したまま
- 13ヶ月目以降は月4,439円のiPhone代を払い続ける
- 2027年10月1日(25ヶ月目):電話でソフトバンクに返却キットを申し込み、iPhoneを返却
- 特典利用料22,000円を支払う、残債106,560円(24回分)が免除
20ヶ月で約10万円浮く。これは家計改善のインパクトとしては大きい。
D案の注意点|知らないと損する4つのポイント
🐩 むすからの注意点
① iPhone残債を「一括精算」してはいけない
公式に「完済するとプログラム終了」と明記。月々の分割を維持することが特典利用の前提です。
② My SoftBankは解約後90日でログイン不可
解約前に、契約番号・カスタマーサポートの連絡先を控えておく。返却は電話申し込みになります。
③ 25ヶ月目を絶対に忘れない
スマホのカレンダーに2027年10月1日でリマインダー設定を。忘れると26ヶ月目以降も月4,440円が乗り続けます。
④ iPhone返却=機種を失う
返却後はSIMフリーで新機種を購入するか、中古を調達する想定で。新機種を「新トクするサポート+」でまた借りるとレンタルループに戻ります。
20ヶ月後、次のスマホはどうする?
D案を選ぶと、2027年10月にiPhone 17を返却することになります。じゃあ、返却した後は何を使うのか。これも考えておかないと、結局高い新機種を買って浮いたお金が消えます。
📱 20ヶ月後の選択肢(4つ)
| 選択肢 | コスト感(推定) | 評価 |
|---|---|---|
| A. SIMフリー新iPhone | 12〜20万円 | 浮いた10万円が消える |
| B. 中古iPhone(1〜2世代前) | 3〜8万円 | 👍 浮いた額の範囲内 |
| C. Android端末 | 3〜10万円 | 👍 安く済む、操作慣れ要 |
| D. またソフトバンクで新トクするサポート+ | 月1円〜(2年レンタル) | ❌ レンタルループに戻る |
※価格は2026年5月時点の参考値。20ヶ月後は要再確認。
僕はBかC(中古iPhoneかAndroid)を選ぶつもりです。理由は2つ。
- 浮いた10万円の範囲内で収まること
- 「2年レンタルループ」から抜け出せること
新トクするサポート+でまた借りるのは便利ですが、結局「2年ごとに機種を返す=自分の物にならない」生き方になります。月の通信料を下げて、機種代も浮かせて、自分のペースで機種を選びたい。それがD案の本当の価値だと思っています。
同じ契約の方へ|今すぐ確認してほしい3つのこと
もしあなたが「メリハリ無制限+新トクするサポート+」契約者で、乗り換えを検討しているなら、以下を確認してから動いてください。
✅ 動く前のチェックリスト
- My SoftBankで「割賦契約」の残り回数・支払残金を確認
- 新トクするサポート+の「特典B受付開始日」を確認(自分のカレンダーに記入)
- iPhone本体価格と特典利用料を確認
これだけで、自分のベストな乗り換えタイミングが計算できます。
まとめ|値上げに動かされない、自分で計算する大事さ
📌 この記事のまとめ
- ソフトバンク7月値上げの500円にビビって、乗り換えを検討した
- でも、iPhone契約(新トクするサポート+)の存在を見落とすと、残債159,835円が乗る
- 公式情報によると、MNP・解約後もプログラムは継続される
- つまり「回線だけ乗り換え、iPhone契約は維持」というD案が成立する
- D案で約10万円浮く計算(20ヶ月で日本通信SIM 50GB使用前提)
- 動く前に、My SoftBankで自分の契約内容を確認することが大事
制度が複雑なほど、知ってる人と知らない人で差が広がります。月500円の値上げにビビって動くと、10万円の機会損失をするところでした。
僕は、今週中に日本通信SIMにMNP移行します。iPhone契約はソフトバンクのまま、2027年10月1日(25ヶ月目)に返却予定です。
あなたも、自分の契約をぜひ一度、見直してみてください。
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